今季ホーム最終戦のスタンド。新潟サポーターは浦和戦でも「ホームのような雰囲気を作りたい」と熱を込める=11月30日、新潟市中央区のデンカビッグスワン
今季ホーム最終戦のスタンド。新潟サポーターは浦和戦でも「ホームのような雰囲気を作りたい」と熱を込める=11月30日、新潟市中央区のデンカビッグスワン

 私たちはアルビを信じてる-。サッカーJ1アルビレックス新潟が12月8日、J1残留を懸けてリーグ最終節の浦和戦に臨む。アウェーの埼玉スタジアムで難敵浦和を相手に、新潟は勝つか引き分ければ、自力で残留を手にできる。正念場の一戦にサポーターは「選手と気持ちは一つ」と共に戦う覚悟で挑む。

 試合当日の観戦チケット約6万枚は完売し、このうち新潟側の割り当ては3500枚ほど。浦和のチームカラーで真っ赤に染まったスタンドで、オレンジの新潟サポーターは残留の望みを託す。

 「人数は負けても、一人一人の声の大きさで上回ればいい」。アウェー戦で発行するフリーペーパー「AlbiWAY(アルビウェイ)」の編集長、韮澤優...

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