日本臓器移植ネットワークは１２月７日、魚沼基幹病院（新潟県南魚沼市）に入院していた３０代女性が、５日午後５時４３分に臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。臓器提供の意思を示す書面はなかったが、家族が承諾した。脳死判定は法施行後１１４８例目。
移植ネットワークによると、摘出手術は７日に行われ、心臓は埼玉医科大国際医療センターで４０代女性に、肺は福岡大病院で３０代女性に、肝臓は東京大医学部付属病院で５０代女性に、腎臓は東京女子医科大病院で３０代男性に、もう片方の腎臓と膵臓（すいぞう）は九州大病院で５０代男性にそれぞれ移植される予定。小腸は医学的理由で断念した。
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