2025年春の卒業を予定する新潟県内の大学生、短大生らの就職内定率が10月末時点で69・8%となり、2年連続で過去最高を更新した。新潟労働局が12月6日、発表した。新型コロナウイルス禍からの経済の回復や、人手不足に伴う各企業の積極的な採用が背景にあるとみられる。県内企業に内定した割合は、内定者の半分ほどにとどまった。

 求職者数は9623人(前年同期比1・6%減)、内定者数は6719人(0・9%減)だった。内定率は、1971年の調査開始以降で最高だった前年同期の69・3%を、0・5ポイント上回った=グラフ参照=。

 県内企業から内定を得たのは3470人で、内定者全体の51・6%。前年同期より1・...

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