パトカーが緊急走行しているのか、パトロールしているのかを聴覚障害者が見分けられるようにしようと、新潟県警は点滅スピードなど発光パターンを変えられる新型赤色灯を搭載した小型パトカーを導入した。11月末までに24台を配備。2025年3月末までには交通事故処理車でも3台を運用する予定だ。

 従来のパトカーには赤色灯が0・5秒周期で点滅を繰り返す発光パターンしかない。緊急走行時にサイレンを鳴らしても、聴覚に障害がある人にとってはパトロール時との見分けが付きにくかった。

 新型赤色灯は緊急走行以外では、2秒間隔で蛍の光のように徐々に発光する。緊急走行時は従来と同じ。県警によると、全日本ろうあ連盟(東京)が...

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