
新潟県内では2024年、9市町村で首長選が実施された。阿賀野と出雲崎の2市町で無所属の新人が初当選し、長岡、柏崎、南魚沼の3市はいずれも無所属の現職が選挙戦を制した。佐渡、三条、魚沼、刈羽の4市村は無投票で現職が当選した。
3期12年続いた前市長の任期満了に伴う阿賀野市長選は、無所属新人で前市議の加藤博幸氏が、新人と元職の計3人を引き離し、初当選を決めた。
連続9期務めた前町長の任期満了に伴う出雲崎町長選は、36年ぶりに町の新たなトップを選ぶ選挙となった。無所属新人で前町議の仙海直樹氏が、無所属新人で前町議の小黒博泰氏を約900票の大差で破り、初当選した。
長岡、柏崎、南魚沼の3市長選はいず...
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