自民党新潟県連の岩村良一幹事長ら県連幹部が12月27日、新潟県庁で花角英世知事と面会し、2025年度の県当初予算に関する要望を行った。災害に備える公共投資や、路線バスの撤退などで広がる公共交通の空白域解消、地域医療体制の充実などを求めた。

 要望は10項目。石破茂首相の看板政策で倍増が見込まれる国からの地方創生交付金の活用を図ることや、能登半島地震などを受けた大規模災害に対する防災・減災対策の予算確保、医師偏在対策の推進、農林関係予算の増額などを盛り込んだ。

 岩村幹事長から要望書を受け取った花角知事は「しっかり受け止め、どのような形で実現できるか、知恵を出していきたい」と応えた。以降は非公開で...

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