
新潟県議会の第4会派「真政にいがた」の3議員が12月27日、県庁で花角英世知事と面会し、2025年度の県予算について、65項目に及ぶ要望書を提出した。少子高齢化や多発する災害、地球温暖化といった課題にスピード感を持って取り組むよう求めた。
要望は「医療確保」や「災害に強い県土づくり」など9テーマ。「人口減少対策の推進」では「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を追い風に、県内の交流人口の拡大を訴えた。
このほか、県道など道路補修の地域間格差が生じないよう、予算配分の基準の明確化を要請。5歳児健診に関しては医師不足が課題となっていることから、広域でできる枠組みの構築に取り組むことを求めた。
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