長岡商-青森西 第2セット、スパイクを放つ2年の横尾優希菜=2025年1月5日、東京体育館
長岡商-青森西 第2セット、スパイクを放つ2年の横尾優希菜=2025年1月5日、東京体育館
鳥取中央育英-東京学館 第1セット、スパイクを打つ坪谷陽向=東京体育館

 バレーボールの第77回全日本高校選手権は1月5日、東京体育館で開幕し、男女の1回戦を行った。新潟県代表は、女子の長岡商が青森西に2-0でストレート勝ちし、2年連続で1回戦を突破した。男子の東京学館は鳥取中央育英にフルセットの末、1-2で敗れ、初戦で姿を消した。

 長岡商は一進一退の攻防を制して第1セットを先取。第2セットは、序盤の8連続得点で流れを呼び込み、押し切った。

 東京学館は試合の入りで苦しみ、第1セットを落とした。第2セットは主将・相田悠一郎の多彩なトスから得点を重ねて取り返したが、最終セットで競り負けた。

 女子は共栄学園(東京)が近江兄弟社(滋賀)を2-0で下して2回戦に進んだ。八王子実践(東京)は旭川志峯(北海道)、習志野(千葉)は兵庫大須磨ノ浦にそれぞれストレート勝ちした。

 男子は洛南(京都)が習志野をストレートで下した。駒大高(東京)は高川学園(山口)を2-0で破り、星城(愛知)は2-1で高岡第一(富山)に競り勝った。

 6日は男女2回戦を行い、女子の長岡商は横浜隼人(神奈川)と対戦する。

◆持ち前の粘り強さ発揮

 長岡商はこぼれ球を全員でフォローし...

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