新潟県は1月8日、県内全域にインフルエンザの警報を発令した。2024年12月23〜29日の1週間に定点医療機関当たりの患者数が38・08人となり、国の警報基準の30人を超えた。前週(12月16〜22日)の24・39人から1・56倍に増えた。

 県内13保健所管内別では、南魚沼が60・00人と最も多く、上越が55・25人、長岡が41・54人と続いた。新潟市は35・64人。

 県によると、流行のピークは例年1〜2月。昨シーズンは11月下旬に警報基準を超え、一時落ち着いたが、3月に再び警報基準を超え流行が長引いた。

 年代別の実数は19歳以下の若い世代が全体の7割近くを占めており、県感染症対策・薬務課は...

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