
多くの受験生が通う代々木ゼミナール新潟校。感染症予防対策で出入り口に手指消毒用アルコールと検温機器が設置されている=1月14日、新潟市中央区
インフルエンザ患者数が全国で過去最多となり新潟県内でも全域で警報が発令される中、大学入学共通テストが1月18、19日に迫り、受験生が神経をとがらせている。予備校や高校では、手指消毒や換気といった感染防止対策を徹底。万全を期したいと、まちのクリニックには抗インフルエンザ薬の予防投与を希望する受験生が訪れている。
多くの受験生が通う新潟市中央区の大手予備校「代々木ゼミナール」新潟校。出入り口に手指消毒用アルコールや体温を測るサーモカメラを設置するなど、新型コロナウイルス禍から続く対策を徹底している。マスクの着用は生徒の自主判断だが、多くが着けているという。
新潟校事務局の小林薫さんは「受験生自身...
残り792文字(全文:1092文字)