岸義明さん(中央)に柿を使った弁当について説明する児童=佐渡市多田
岸義明さん(中央)に柿を使った弁当について説明する児童=佐渡市多田
児童が考案した弁当。コロッケや炊き込みご飯などに地元のおけさ柿を使って彩り豊かなメニューにした=佐渡市多田

 総合学習で地域おこしに取り組む松ケ崎小学校(佐渡市多田)で、児童が考案した弁当の試食会が開かれた。子どもたちはおけさ柿を使ったコロッケなど彩り豊かなメニューをPRし、佐渡市出身のシェフ、岸義明さん(77)や地域住民らのお墨付きをもらった。

 小中連携校の松ケ崎小では、子どもの発信力などを養うため学校を株式会社に見立てて地域活性化に取り組んでいる。弁当作りは小学3、4年生12人の活動で、岸さんをうならせる弁当を目標に、児童が9月からメニューを考えてきた。

 11月の試食会では、...

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