ゲームで「闇バイト」の危険性を学ぶ生徒たち=長岡市新保町
ゲームで「闇バイト」の危険性を学ぶ生徒たち=長岡市新保町

 若者が詐欺に加担させられるのを防ごうと、「闇バイト」の手口を学ぶ特別授業が、長岡市新保町の中越高校で開かれた。1年生約300人が受講し、身近に潜む危険を肌で感じた。

 教育コンテンツをゲーム形式で学生に伝えるクラスルームアドベンチャー(東京都)が、昨年から全国各地で開催しており、中越高では2日にあった。生徒は、闇バイトの勧誘などをリアルに再現したゲーム「レイの失踪」を、自分のスマートフォンで体験。犯罪に巻き込まれそうになり、誰にも相談できない状況などを体感した。

 講師を務めた今井善太郎代表(24)は、交流サイト(SNS)上での何げない投稿が、犯罪集団に見られている可能性があると説明。会社が実在...

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