1月18日午後1時半前、新潟県湯沢町土樽の関越道下り線で、トラック2台を含む10台が絡む事故が発生した。県警高速隊によると、12人が病院に搬送され、埼玉県鴻巣市、パート従業員の女性(65)の死亡が確認された。死因は多発外傷による外傷性ショック。他に搬送された11人も負傷したが、命に別条はない。
県警高速隊によると、現場は関越トンネル出口から新潟方面に700メートルの地点。軽乗用車がスリップして止まった後、後続車が次々と衝突した。亡くなった女性は大型トラックに追突した乗用車の後部座席に乗っていた。
現場付近は事故当時、雪は降っていなかったが、路面が凍結しており、除雪などの作業のため、最高速度が50キロに制限されていた。
この事故の影響で、関越道下り線は、群馬県の月夜野インターチェンジ(IC)-湯沢IC間が約7時間半にわたって通行止めとなった。