
人口減少などで地域経済が縮小しつつある中、国内外から投資を呼び込み、地域経済を活性化できるかが課題となっている。注目されているのがファンの力だ。経営者や商品・サービスに魅力を感じ、「推し活」のような形で応援する動きが増えている。重点企画「シン誘致時代」最終シリーズは、熱意と新たな手法でファンの心をつかみ、新潟県内に資金を磁石のように引き寄せる戦略や取り組みを追う。(番外編)
「推し」の力が経済活動でも注目されている。ファンの共感を強みに、人や投資を引き寄せ、企業や地域の価値を高めるためにはどのような取り組みが必要か。ファンカルチャーに詳しい東京都市大の岡部大介教授(51)に聞いた。
-「推し...
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