
新潟県庁
新潟県が借金返済のピークに備えて積み立てている「県債管理基金」を運用するため、県が購入した20年債などの超長期国債について、1月22日時点で100億円以上の評価損(含み損)が生じていることが28日、分かった。ただ、債券は満期まで保有すると投資額が回収できる。県は現時点で国債を保有し続ける考えで、実際に利益を損なうことはないとしている。
非自民党の無所属議員でつくる県議会会派「リベラル新潟」が、県に求めた資料で判明した。
金利が上がると、債券価格は下落する。日銀は2024年3月にマイナス金利政策を解除した。1月24日には0・5%程度への追加利上げを決定。債券価格はさらに下落し、評価損が膨らむ可...
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