衆院議員の定数を人口割りで算定し、新潟県など地方の定数を減らした「10増10減」は憲法14条(法の下の平等)に反するとして、上越市の男性が2024年に行われた衆院新潟5区上越市、十日町市、糸魚川市、妙高市、魚沼市、南魚沼市、湯沢町、津南町。の選挙無効を求めた訴訟で、男性は3月3日までに、請求を棄却した東京高裁の判決を不服として上告した。

 原告の元上越市議の男性(80)は、...

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