
雪梁舎美術館のコレクションから新潟県ゆかりの画家50人の作品を選んだ展示会=3月2日、新潟市西区山田
新潟県出身、在住の作家50人の絵画を選んだ展示会「収蔵作品 新潟の画家50人50展」が新潟市西区の雪梁舎美術館で開かれている。ジャンルを問わず現代作家を中心に集めており、新潟県の戦後の絵画の系譜を垣間見ることができる。
展示しているのは雪梁舎美術館を設立した故・捧賢一さんが新潟県の美術作品を残そうと長年かけて集めた作品。戦後、伝統に挑戦し続けた燕市(旧吉田町)出身の故・横山操や、長岡市(旧与板町)出身の大矢紀さんらの日本画のほか、油絵や版画も多く並んでいる。
学芸員の加藤千恵子さん(50)は「地元作家を応援したいという思いで集めた作品も多い。新潟県の絵画史の一断片を楽しんでほしい」としている...
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