
新潟市役所
新潟市は3月6日、2025年度(今年4月1日)の採用内定者について、辞退者が内定者全体の17%に当たる32人に上っていることを明らかにした。併願した民間企業などへの就職を選ぶ例が出ているという。市は、正規職員と同じ業務ができる「臨時的任用職員」の配置で欠員は解消できる見込みで、市民サービスに影響しないよう努めるとしている。
古俣泰規総務部長は6日の市議会2月定例会本会議一般質問で、3月1日現在、内定者186人のうち32人が辞退していることを報告した。理由として、併願した他の自治体や企業などへの内定を挙げた。
市人事課は、人手不足で民間の採用意欲が高まり、新卒者の売り手市場となっていることを挙...
残り142文字(全文:442文字)