
山林火災消火の任務を終え解散式を行う緊急消防救助隊=3月10日、阿賀町消防本部
岩手県大船渡市で発生した山林火災で、新潟県から派遣された緊急消防援助隊の陸上部隊の現地活動が終了し、集合場所となっていた新潟県阿賀町消防本部で3月10日、解散式が行われた。
2月26日に発生した山林火災では、15都道県から救助隊が派遣された。新潟県からは2月27日から4次に渡って大船渡市の綾里(りょうり)地区に派遣され、延べ659人が24時間体制で活動した。
解散式には4次隊の155人が参加。野島忠大隊長(新潟市中央消防署)が「皆さんの協力の下、けがや事故なく活動を終えることができた」と感謝の言葉を述べ、「1次派遣からの継続的な消火活動は火勢鎮圧に大きく貢献できたと考えている」と隊員をねぎら...
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