3月末で全テナント撤退の「西堀ローサ」新潟市が返済を求める9億円に対し不動産鑑定価格は9490万円、「債権放棄の可能性高い」

　３月１２日に開かれた新潟市議会の文教経済常任委員会では、３月末で全テナントが撤退する中央区の地下商店街「西堀ローサ」や５月から当面休止となる市営西堀地下駐車場について、委員から質疑が相次いだ。

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　西堀ローサの不動産鑑定について問われた経済部の小野秀之部長は「市の財産審議会の結果、新潟地下開発が持っている部分の金額は９４９０万円と出ている」と述べた。

　西堀ローサは、市の第三セクターである新潟地下開発から、市が物納の形で取得する予定。小野部長は、市が返済を求める９億円との差額については、新潟地下開発の清算が完了していないことから未定としながらも、「債権放棄になる可能性が高い」と従来と変わらない見通...