
優しい色合いの作品が並ぶ山川常三展=新潟市南区西白根
新潟市南区の画家、故・山川常三さんの作品展が、南区西白根のギャラリー夢のくらで開かれている。
山川さんは旧白根市出身で、日展など数多くの公募展で入選、入賞経験があり、2024年、84歳で亡くなった。夢のくらが、毎年、山川さんの作品をギャラリーで展示していたことから、遺族に作品展を開きたいと申し出て実現した。
山川さんの代名詞ともなっている水門のほか、川辺や里山、街の風景を切り取った温かみのある写実的な油彩が並ぶ。公募用に描かれた1メートル60センチを超える大型作品のほか、小作品など約120点を紹介している。
ギャラリーの山際修さん(78)は「丁寧な描き方で、作品から優しさが伝わってくる。南区...
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