ソフトテニスの都道府県対抗全日本中学生大会が3月27、28日、三重県伊勢市で行われる。各県の中学1、2年で選抜された選手が団体戦と個人戦を戦う。

新潟県選抜の男子は2024年、団体戦で5位入賞を果たし、2025年は4強入りを目指す。「つなぐところはつなぎ、打つべき時に打つ」という的確な判断ができるのがチームの特長だ。2024年12月末にチームを結成し、月に2〜3回、練習や遠征試合を行ってきた。
主将の渡辺瑛大と加藤凌空斗(ともに胎内中条)のペアは2024年も出場。後衛の渡辺はショットの威力が武器で、前衛の加藤は決定力があり、団体戦ではチームの主軸になる。
渡辺は「昨年は技術力が足りなかった」と分析。本番へ向け、遠征で出た課題の克服に全員で取り組んでおり、「チームで声を出すことを意識して、上位を目指したい」と気合十分だ。

女子は2024年、団体戦でベスト8を逃した。その悔しさを晴らし、日本一に挑む。選手の多くが2022年の全日本小学生選手権大会に出場したメンバーで、まとまりもある。
主将の石田にこと佐藤愛桜(ともに新潟UCHINO)、小池涼花(胎内JSTC)らは2024年も経験。石田と佐藤のぺアはチームを引っ張る存在で、小池はその実力が認められ、全日本U-14(14歳以下)に選ばれている。個人戦に出場する1年生も期待が大きい。
2024年の団体戦はレベルの高い他県チームに気持ちで圧倒され、力を出し切ることができなかった。石田は「しっかり全国で戦えるメンバー。気持ちで負けないよう自信を持って臨みたい」とリベンジを誓った。
▼名簿は次の通り▼...
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