声援を送る新潟サポーター=2025年4月29日、広島市のエディオンピースウイング広島

 先日公開した「アルビvs浦和レッズ、サポーター大移動がもたらす経済効果とは?」を、浦和サポも含めてたくさんの方にご覧いただき誠にありがとうございました!

 「アルビサポがアウェイに移動している様子も見たい」とのリクエストを多くいただいたので、新たにデータを解析し、動画を作成いたしました。

 まずは、2025年4月29日に広島市のエディオンピースウイング広島で行われた第13節広島戦。新潟が1-0で勝利した一戦には、新潟のサポーターも含めて2万5246人が詰めかけました。

試合前のエディオンピースウイング広島。青空の下、サポーターや家族連れなどでにぎわっていた 

 「エディオンピースウイング広島(Eピース)」は2024年2月に誕生。スタンドとピッチの距離は最前列の場合約8メートルほどで、サッカー専用スタジアムの魅力をあらためて感じさせました。

エディオンピースウイング広島のピッチ。サッカー専用スタジアムのため、スタンドとの距離が近い

 それでは、動画をご覧ください。

 分析には情報サービス会社「Agoop」が開発した「コンプレノ」を使用。アグープ社は利用者の同意を得たスマートフォンアプリの位置情報などを匿名化して活用している。色は移動速度を表す。赤→黄→緑→青の順で速い。
(C)OpenStreetMap、加工:Agoop

 前日からサポーター・関係者のみなさんの移動が始まっています。

 新幹線だけでなく、日本海側から高速道路を乗り継ぎ、車で広島に向かった人たちもいます。

 新潟から広島までの距離は約900キロ、往復で1800キロ!

 動画を作成しながら、こうした方々の「アルビ愛」がチームを支えているのだと強く感じました。

 一方で、地元広島だけでなく、山陰地方や九州方面からも多くのサポーターが集まっており、サンフレッチェ広島の広域的な集客力も動画で明らかになりました。

 次にお見せするのは、2024年11月2日に東京・国立競技場で行われたJリーグ・YBCルヴァン・カップ決勝「アルビレックス新潟VS名古屋グランパス」の解析動画です。

 両チーム合わせて過去最多6万2517人ものサポーターが集結。今回作成した動画の中でも、圧巻の動画となっております。...

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