新潟市水族館「マリンピア日本海」(新潟市中央区)で4日、6年ぶりにゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生した。5日は屋外の飼育コーナー「マリンサファリ」に姿を見せ、ふわふわの白い産毛に包まれた愛らしい姿が、訪れた人の目をくぎ付けにしていた。
赤ちゃんは4日午前10時ごろ生まれた雌。出生時の体長は83センチ、体重は11キロ。母の「きなこ」(7歳)にとって第1子。マリンピアには既に雄2頭、雌4頭がおり、誕生で計7頭となった。父は今後DNA鑑定で特定する。
赤ちゃんは5日、手足をばたつかせたり、寝返りを打ったりしていた。宮城県から旅行で訪れた小学生(10)は「アザラシの赤ちゃんは初めて見た。毛が生えていて...
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