「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します!
4月13日第10節ホーム横浜FC戦後
[新潟0ー0横浜FC]ホーム初勝利は持ち越し…横浜FCとドロー
監督会見のほか、DF稲村隼翔選手、FW矢村健選手、MF長谷川元希選手、MF星雄次選手、MF秋山裕紀選手に話を聞きました!
◆ちょっとした成長で勝ち点は大きく変わる 樹森大介監督

(試合の総括をお願いします)
ホームでまだ勝ててない中、しっかり勝ち点3を狙いに行ったゲームだったんですけど、悔しい引き分けになった。ただ、課題の守備のところはトレーニングをずっとしてきたんですけど、ある程度、安定して結果にも繋がっているなっていうところです。なので、攻撃と守備のバランスがしっかりかみ合えば、より良い結果になっていくと信じて、しっかりやりたいなと思います。
(3試合連続の無失点の主な要因は? 横浜FCが5バックでコンパクトだったと思うが、それを崩すためにもっと求めていきたいこと、必要なことは何だと考えているか)
ゼロ(無失点)に関して言えば、守備に重点を置いてトレーニングしていたので、それが分かりやすく結果に繋がっているなっていう感想です。なので、本当に日々のトレーニングをしっかり意識してやってくれたのが、試合に出ているというところなので、継続してやってもらいたいと思います。
もう一つ攻撃のところは、相手は別に最初から引いてるわけでないので、しっかり外した後にテンポアップして、裏へっていうところをもう少しやっていかなくちゃいけなかったなっていう印象と、5枚そろえられても、しっかりアクションしてポケット取ってっていうトレーニングをしていたので、そういった回数をかなり多くやっていけば、もっとチャンスが増えたんじゃないのかなと思います。
(ここまでの10試合を踏まえて、率直にどんな感想か)
10試合終わった中で、全て拮抗したゲームだったなっていう印象です。
本当ギリギリのところで勝てた試合もありますし、逆に言えばギリギリのところで負けてしまった悔しい思いもしているので、そのギリギリの際のところを日々のトレーニングからしっかりやっていかないといけないなっていう思いです。
なので、そのちょっとしたところが成長できれば、勝ち点は大きく変わっていくんじゃないのかなと思っています。
(今日の試合、アクションの部分で手応えがあったもの、よかったなと感じる部分があれば)
アクションは常々言っているんですけど、もっと出たんじゃないのかなっていうのが率直な感想です。
なので、ある程度受けてリズムをつくるアクションはしっかり出ていたんですけど、ゴールに向かうアクションっていうのがもっと数多く表現できると、点数っていうのはまだ増えるんじゃないのかなと思います。
(10試合を終えて、監督として反省しなきゃいけなかった部分と、手応えを感じてきた部分は)
一試合一試合で見ると非常に難しいんですけど、総合的な感想だと、ある程度、自分たちのスタイルを構築しながらやっていくっていうところは表現できていた試合が多かったなっていう印象はあります。
ただ、やっぱり失点の多さっていうところが続いてたシーンは、やっぱり課題だなっていうところで、割り切って、本当に守備にフォーカスしてトレーニングをやっていったという思いがあります。
ただ、こうやってトレーニングをすることによって、選手たちが本当に大きくしっかり反応してくれて、結果に出てるっていうところは、ほんとにポジティブに感じていかないといけないなと思っていて、決してこの10試合で成長していないなっていう風には感じていないので。本当、守備のところで言うと分かりやすいぐらい成長してると感じているので、これを本当にスタンダードにして、プラスアルファ今まで良かった攻撃のところをもう一回アクションをさせて、点が取れればいい結果に繋がるんじゃないのかなと思っています。
本当に選手が日頃からしっかり意識してくれてトレーニングしてくれてることには感謝してますし、それを僕はやっぱ結果っていうところで表現しなくちゃいけないので、そこはしっかりやっていかなきゃいけないなと思っています。
◆最低限の勝点1を持ち帰れた 横浜FC・四方田修平監督

まず、新潟までサポーターの皆様がたくさん来てくださったんで、本当に心強かったです。ありがとうございました。
ゲームの方は非常に苦しいゲームではあったんですけど、選手がよく粘り強く戦ってくれて、最低限の勝点1を持ち帰れたのかなという風には思っています。
前半は特に守備のところがうまく埋められずっていうところで、押し込まれることも多く、ピンチも多かったんですけど、後半は少しそこは修正できたのかなと思っています。
前半はセットプレー中心のチャンス、後半はそれに加えてもう少しボールを相手陣地で保持しながら得点チャンスを広げる回数も増えたんですけど、最後の判断とかクロスの精度も含めて、得点に至るにはもう1個足りなかったなっていう印象です。
アウェーで非常に難しいゲームでしたけど、そこは次に反省として繋げながら、また協力してチームに進んでいきたいと思います。
ミックスゾーン
※各社一緒に話を聞いた選手もいます。
◆守備面の改善「意識の問題大きい」DF稲村隼翔
(セットプレーの守備が開幕当初と違い、かなり堅くなった印象を受ける。守り方は変わった?)
一番はやっぱり意識の問題で、...