J1アルビレックス新潟は第11節第1日の19日、デンカビッグスワンで京都と対戦し、1-2で逆転負けした。新潟はリーグ戦3試合ぶりの黒星で、ホーム6戦目でも今季ホーム初白星とはならなかった。通算成績は1勝5分け5敗で勝ち点8のまま。順位は暫定19位。京都は勝ち点21で暫定首位に立った。
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新潟はPKで幸先良く先制したが、守備で一瞬の隙を突かれ連続失点し、逆転負けした。
前半15分、敵陣深く侵入したMF奥村仁が倒され、PKを獲得。19分、FW矢村健がゴール左隅に決めて先制した。以降は長短のパスを織り交ぜ、ゴールに迫り続けたが、追加点を奪えなかった。
後半はカウンターで押し込まれる場面が増えたが、耐えた。しかし28分、守備ラインの裏へ通され、FWラファエルエリアスに押し込まれ同点。さらに41分、守備での連係ミスからMF奥川雅也に決められ、逆転を許した。新潟はほとんど決定機をつくれなかった。
新潟の次節は26日午後2時から、千葉県の三協フロンテア柏スタジアムで柏と対戦する。
◆前半は「狙い通りの展開」、後半は…
相手と競り合い、守備ラインの裏へ転がったボールに一瞬の隙が生まれ、2失点。前半、主導権を握った新潟は、後半に勝負をかけた京都に押し切られた。「もったいない」と選手が口をそろえる失点で、手中にしかけたホーム初勝利がこぼれ落ちた。
「狙い通りの展開」(樹森大介監督)という前半は、京都の背後を徹底的に狙い、先制のPKも獲得した。
後半に入ると京都は次々と交代カードを切り、息を吹き返した。新潟は押し込まれる場面が増え、クロスから同点ゴールを許した。
悪い流れは...
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