県警庁舎
県警庁舎

 県警は毎年春の大型連休期間中に山岳遭難が相次いでいることから、入山を予定している人に対し、単独での入山を控えたり、天候を入念に確認したりするなどの注意を呼びかけている。

 県内では昨年の大型連休中、山菜採りなどで入山した人の遭難事故が5件5人発生。過去5年で件数、人数ともに最少だったが、2021年には16件18人の遭難があった。例年、60代以上の割合が目立つという。

 今月20日には、新潟市西蒲区の角田山(482メートル)で60代男性が下山中に転倒し、左足を骨折する事故が発生した。

 県警は、入山の際には複数人で行動するほか、携帯電話や飲食料を忘れずに持っていくことなどの徹底を求めている。県警地域...

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