新潟県教育委員会は24日、佐渡高校の生徒185人の進路希望先が分かるデータを、学校内部で漏えいしたと発表した。

 県教委高校教育課によると、佐渡高の教員が23日夕方、学校行事の役割分担を記載した名簿データを、行事に関わる生徒31人と教員5人のみが閲覧できるクラウド上にアップロードしたが、名簿データに進路希望先の情報も含まれていた。漏えいしたのは、全3年生185人分。23日夜、保護者が学校側に連絡して判明した。生徒10人が閲覧したが、学校外には流出していないという。

 名簿データを作る際、進路希望先が含まれる既存のエクセルファイルを転用したことが、漏えいにつながったとみられる。

 県教委高校教育課は...

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