
笑顔を浮かべながら古里への思いを語る小泉良空さん=福島県双葉町
11日で東京電力福島第1原発事故から14年10カ月。時間の経過とともに、事故の記憶の継承が課題となっている。原発が立地する福島県大熊町出身で、一時本県に避難した小泉良空(みく)さん(28)は故郷に戻り、語り部として、住民として地域を発信している。原動力は生まれた地を思う強い気持ちだ。「世間の関心は落ちていくけど、ここはまだ何も終わっていない」と訴えている。(報道部・大橋麻衣)
2011年3月11日。当時中学2年だった小泉さんは、自宅で経験したことのない強い揺れに襲われた。翌日、福島第1原発1号機で水素爆発が発生。大熊町を離れ、避難を繰り返す日々が始まった。...
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