個人情報含む文書紛失…新潟市が要介護認定の調査委託する事業所で、認定調査票など3通1人分

　新潟市は７日、要介護認定の調査を委託している事業所が、個人情報を含む文書を紛失したと発表した。

　市介護保険課によると、紛失したのは１人分の要介護認定申請書、認定調査票、主治医意見書の計３通。要介護認定の更新申請後、事業所が保管していたが４月１５日、紛失した可能性があるとして市に報告した。

　３通には、申請者の住所や氏名、生年月日、被保険者番号、要介護度などが記載されていた。

　４月２１日に事業所が申請者に謝罪した。市介護保険課の佐藤哲哉課長は「非常に大切な個人情報の管理を各事業所に改めて指導徹底し再発防止を図る」と話した。