環境・バイオ研究強化へ、長岡技術科学大「共創センター」7月に本格稼働　他大学連携の中核に

　長岡技術科学大学（長岡市上富岡町）は、キャンパス内に整備してきた新たな研究棟「リージョナルＧＸイノベーション共創センター」を、７月に本格稼働させる。環境やバイオなど技科大が強みを持つ研究領域の実証実験を進める。他大学などとの産官学の連携も強化して、持続可能な社会に向けた資源エネルギーなどの課題を解決し、地域経済の振興も目指す中核施設とする。

　センターでは、文部科学省が１月に採択した２０２４年度「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（Ｊ－ＰＥＡＫＳ）」に取り組む。国の補助金５５億円を受けて、２５年度から１０年間、新潟薬科大（新潟市秋葉区）、大阪公立大、国際教養大（秋田市）と連携して研究を進め...