
地域医療の充実を求め、県地域医療政策課の浅見裕之課長(右)らと懇談する「地域医療を守る新潟県実行委員会」のメンバー=23日、県議会
民間団体の「地域医療を守る新潟県実行委員会」は23日、県に対し、地域医療の充実や医師確保を求める要望書を提出した。
実行委は今年2月に発足。県民主医療機関連合会の岡田節朗会長と、県労連の寺崎洋子議長が共同代表を務める。
今回要望したのは(1)経営難の県立・公的病院の維持(2)診療所化方針の県立病院は病院として存続(3)閉院予定の新潟労災病院の存続-など6項目。
実行委は県議会で要望書を提出。参加した約30人が「地元で医師が不足し、入院できる病院を探すのに時間がかかっている」などと訴えた。応対した県地域医療政策課の浅見裕之課長は「人口が減少する中でも質が高い医療を残すため、参考にさせていただき...
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