3年がたった1期目の成果や課題について答える城戸陽二市長=妙高市役所
3年がたった1期目の成果や課題について答える城戸陽二市長=妙高市役所

 妙高市の城戸陽二市長(58)が就任して3年を迎えた。5期20年を務めた入村明前市長(78)の後継として市職員から転身。1期目の任期が残り1年を切る中で、これまでの成果と課題について聞いた。

-この3年間をどう自己評価していますか。

 「人口減対策を進め、社会減で一定の成果はあった。家を建てるなら妙高市を選んでもらえるよう(入村前市長時代に導入した)住宅取得支援は県内一の制度にしようとやってきて、新婚世帯加算などを拡充した。仕事を求めて市外へ出る若者が地元に残って働けるよう、新たな工業団地整備に向けた検討も始めている」

 「一方で、掲げた公約の中で解決されていない点もある。(農産物を加工・販売する)...

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