長岡市越路地域の国重要文化財「長谷川邸」で6月8日、日本髪を結い上げる伝統的な「髪結い」が披露される。NHKの大河ドラマ「べらぼう」の舞台にもなった江戸・吉原の情景を再現する。

 長谷川邸の持ち主だった長谷川家とゆかりのある喜多川歌麿の浮世絵「藤棚下の遊女たち」をイメージし、和装したモデルの髪を結う。髪結いは市内で着物レンタルを行う「縁enishi」の代表、鳥島悦子さんが披露する。

 髪結いの手法や道具、当時の風習について、市科学博物館の学芸員が解説。市指定文化財の蚊帳も公開する。

 午後2時〜3時。入館料420円、小中学生は210円。問い合わせは市科学博物館、0258(32)0546。

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