水球の第101回日本選手権は8日、横浜市の横浜国際プールで男女の決勝と3位決定戦を行った。新潟県勢は、男子のブルボンウォーターポロクラブ柏崎(ブルボンKZ)が、6連覇中のイカイKingfisher74に9-17で敗れ、7年ぶりの優勝はならなかった。
3位決定戦に臨んだ女子のブルボンKZは、Violetstarsに13-17で負けて4位だった。
◆守備立て直せず、問われる総合力
ブルボンKZの男子は、昨年の決勝で敗れた相手に雪辱はならなかった。3大会連続五輪代表の棚村克行は「相手は日本代表の主力が多く、個々の力の差でやられてしまった」と分析する。
守備はカウンターが得意な相手に対し、ゴール近くを重点的に守る予定だった。だが、第...
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