昨年12月〜今年5月に県内のスキー場を利用した外国人客は、前のシーズンよりも12・1%増の63万3千人となり、過去最多を更新したことが29日までに県のまとめで分かった。県は今後も外国人客の増加に期待する半面、地域によっては宿泊施設が不足気味との課題を指摘。周辺地域の宿泊施設利用を促すなどして受け入れを拡大したい考えだ。

 県内48カ所のスキー場の状況を県がまとめた。

 外国人客は新型コロナウイルスが5類に移行した後の23〜24シーズン以降、急回復し感染禍前を上回る。東京からのアクセスが良い湯沢町には台湾や香港、中国、タイなどアジア圏から、雪質の良い妙高市にはオーストラリアなどの来場者が多いという...

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