
6月29日に県が初めて実施した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働是非に関しての公聴会
新潟県は2日、東京電力柏崎刈羽原発柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は主に関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に、6号機は2025年に全ての審査に「合格」した。7号機は2024年6月に技術的には再稼働できるの再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。の是非に関する公聴会で意見を述べる公述人について30代以下を追加募集すると発表した。県は公聴会を多様な意見を聞く場と位置付けているが、8月に予定する3会場で30代以下の応募が1人もいなかった。
追加募集するのは、8月3日の上越市会場、24日新潟市会場、31日新発田市会場の分。参加者は原則として、開催地や周辺市町村に在住もしくは勤務している人を対象とする。
6月30日で募集を締め切ったが、30代以下の募集がゼロだったため、若い年代の意見を聞くため追加募集を決めた。
7月15日締め切り。再稼働に関する意見を400字程度でまとめ、県のウェブサイトなどを通じ...
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