本県ゆかりの作品などが並ぶ作品展=16日、新潟市中央区万代3
本県ゆかりの作品などが並ぶ作品展=16日、新潟市中央区万代3

 影絵作家の藤城清治さんの作品展「藤城清治よろこび叶(かな)う影絵と版画展」が16日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで始まった。昨年、「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されたことを記念して展示された金山の作品などが並び、来場者は光と影のコントラストが織りなす世界に見入っていた。

 新潟日報社主催。藤城さんは101歳を迎えた現在も精力的に創作活動を続けており、最新作を含む約120点を展示している。

 色とりどりの風船が浮かぶ中、猫と少女が音楽を演奏している作品のほか、羽を大きく広げたフェニックス(不死鳥)とともに夜空に広がる長岡花火を描いた版画など本県ゆかりの作品も並ぶ。

 藤城さんの...

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