
障害者らが思い思いにデザインした透明傘が並ぶ展示会=長岡市来迎寺
障害者らが思い思いにデザインした透明傘の展示会が、長岡市来迎寺の「越路ていしゃば交流施設ここらて」で開かれている。花火をイメージした鮮やかな色や模様の傘が、施設の白壁の天井を彩り、来場者の視線を上向きにさせてくれる。
障害児・者の芸術文化活動と社会参加を後押ししようと、中越福祉会が主催した。3回目の今年は、梅雨時期でも「上を向いて楽しもう」がテーマ。市内外の6施設の利用者が、ペンやテープを使って制作した。
長岡らしく、傘を花火に見立てた作品20点が並ぶ。花やフルーツ、水玉模様などを美しく描いており、大胆な色使いや斬新な構図が目を引く。企画した中越福祉会の足立裕介さん(37)は「よく見ると、作...
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