
県は基本的な感染対策の徹底を呼びかけている
新潟県は17日、激しいせきが長く続く「百日ぜき」の7〜13日の県内の届け出が、今年最多の212件(速報値)だったと発表した。百日ぜきは今年に入り流行が続くが、1週間の届け出が200件を超えたのは初めて。
県感染症対策・薬務課によると、県内での百日ぜきの届け出は9週連続で100件を超えている。原因は特定されていないが、10代前半の患者が多いという。
また、両ほほなどに赤い発疹が出る伝染性紅斑(リンゴ病)の定点医療機関当たりの報告数は3・27人と、10週連続で国の警報基準(2人)を超えた。
百日ぜき、リンゴ病とも、患者のせきやくしゃみのしぶきに触れることで感染するため、県は手洗いやマスクの着用と...
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