
釣りをはじめ、海や湖でのレジャーに使われ、人気を集めるミニボートの転覆事故が全国で相次いでいる。新潟県内でもここ10年で約40隻が事故を起こした。ミニボートの危険性や特徴を伝えようと、新潟海上保安部は16日、新潟市東区の海水浴場で「転覆実演会」を開いた。記者も実際にボートに乗り、転覆を体験。楽しさの裏側に潜む危険性とは-。(報道部・本間希実)
ページ下部には「転覆実演会」の動画があります。
ミニボートは船の長さが3メートル未満、エンジン出力が2馬力未満の小型船だ。船舶免許や船舶検査がいらず、車で簡単に持ち運べるため、釣り目的などで利用する人が多く、近年急速に普及している。
波が穏やかでも…転覆するの!?
山の下船江町海水浴場で...
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