
柿の木の近くにいるクマ=10月、湯沢町
新発田市は24日、人里での目撃が相次いでいるクマの対策費用に活用するため、ふるさと納税による寄付金の募集を開始したと発表した。クマの生息域と人の生活圏の間にある草木を刈り、緩衝帯を設ける費用などに充てる。市によると、クマ対策に特化したふるさと納税を導入したのは県内市町村で初めて。
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寄付額は2千円以上で、返礼品はない。クマの出没が相次ぎ、人的、財政的な負担が増加する市への支援を募る。
寄付金は、緩衝帯の整備のほか、餌となる柿や栗の木を伐採する自治会へ...
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