三条市にある消雪用井戸の地下水から基準値超える鉛検出、健康被害確認されず

　新潟県は６日、三条市塚野目にある消雪用井戸の地下水から基準値を超える鉛が検出されたと発表した。周辺に水道水源や営業用、飲用、農業用井戸はなく、健康被害は確認されていない。

　県が７月１５日に井戸の地下水を採取して調べ、鉛の基準値（１リットル当たり０・０１ミリグラム）を上回る１リットル当たり０・０１１ミリグラムが検出された。今後、周辺の地下水調査を行い汚染状況を確認する。