上越市で23、24日に開催される「第100回謙信公祭」で上杉謙信役を務める、歌手で俳優の松平健さん(71)が東京都内で取材に応じ、「歴史ある祭りの記念の年に指名していただき大変光栄に思う。皆さんに喜んでもらえるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
松平さんはドラマ「暴れん坊将軍」の徳川吉宗役をはじめ、50年にわたり数多くの時代劇に出演。NHK大河ドラマで武田信玄役を務めたこともあるが、謙信を演じるのは初めてとなる。オファーを受けた際、「大河で反対側(武田信玄)の役を演じたので『いいのかな』とは思った」と率直な感想を明かし、「大河で一騎打ちの場面は演じなかったので、今回再現できるのが楽しみ」と話した。
謙信のイメージについては「義を貫き、常に民のことを考え政治を行ってきた一途な武将。そのような姿を思いながら演じたい」と意欲を見せた。
上越市はコンサートなどで訪れたことはあるが「まちはそんなに歩いたことがない」という。謙信が居城とした春日山城跡や幼少期を過ごした林泉寺について、「リハーサルの日は時間があるのでぜひ行きたい」と語った。
これまでに...
残り360文字(全文:838文字)