本年もよい年でありますようお祈り申し上げます
本年もよい年でありますようお祈り申し上げます

 お正月を迎えると、今年1年をどう過ごしていくか、これからの1年に思いを巡らせます。

 少し背筋を伸ばし、新しい目標を立てては、これからどうしていきたいのかと自分に問いかけます。

 宝塚時代は、ある意味とても分かりやすい世界でした。

 台本があり、役柄があり、立ち位置があり、何をすべきかがはっきりと決まっていました。

 目指すべき「正解」が明確に存在していました。

 今やるべきことに集中し、いい舞台を作るという一つの目標に向かって、ただ真っすぐに進んでいました。

 迷いよりも前を向く力の方が大きく、努力の方向も見えやすい日々でした。

 今思えば、かなり“親切設計”だったのだと思います。

 ところが、その親切設計な世界を離れた途端、その「正解」は一気に見えなくなりました。

 「宝塚歌劇団」という肩書も、「組長」という役職もなくなり、...

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