
特殊詐欺被害の拡大防止に向け金融機関との連携を強化するため、県警は7日、第四北越、大光の両銀行と協定を結んだ。不正利用口座の情報を迅速に金融機関に提供することが柱で、捜査にも役立つことが期待される。
協定に基づく新たな情報提供では、特殊詐欺などの被害申告を受けた県警が、加害者側の不正利用口座の情報を最短で翌日に両行に送れるようになる。これまでは警察庁などを通じて連絡していたため、県警が被害を把握してから情報が提供されるまで1、2カ月ほどかかっていた。
両行は、...
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