2016年に大火があった糸魚川市は、大規模火災で被災した大分市を支援するため、29日に井川賢一副市長が同市を訪れ、見舞金を手渡す。要請があった場合に職員の派遣を行うほか、ふるさと納税制度による寄付の代理受け付けなども準備している。

 糸魚川市は16年12月に市中心部で火災が発生し147棟を焼いた。

 糸魚川市によると、大分市から被災者への見舞金やがれきの処理などについての問い合わせが来ているという。職員派遣は国や県を通じた依頼状況に応じて対応する。ふるさと納税は、災害支援寄付の業務代行を想定している。

 糸魚川市の久保田郁夫市長は「大分市に全面的に協力したい。大分市の業務次第でいつでも動けるように...

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