川崎戦に向け、練習に励むMF白井永地=聖籠町
川崎戦に向け、練習に励むMF白井永地=聖籠町
川崎戦に向けて練習する新潟の選手たち=聖籠町
川崎戦に向けて練習するMF藤原奏哉=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第26節の16日午後7時、デンカビッグスワンで川崎と対戦する。リーグ戦はクラブワーストタイの6連敗中で、6月15日を最後に2カ月白星から遠ざかっている。悪い流れを断ち切り、勝ち点を上積みしたい。

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 新潟は通算4勝7分け14敗、勝ち点19の最下位。残留圏の17位湘南との勝ち点差は「5」となっている。

 8位川崎は総得点がリーグ2位タイ。新潟は1-3で敗れた前回対戦で、セットプレーから2失点を喫した。MF藤原奏哉は「技術のある選手が多く、そこをまず自由にやらせない。アウェーでやられた分、やり返さなきゃいけない」と誓う。

 新潟は前節が加入後初出場のFWブーダの存在が光明だ。前線で起点となり、守備も労を惜しまず、走行距離はチームトップの11キロ超を記録した。入江徹監督は「長いボールへのサポート、こぼれ球への意識はもっと高めたい。そこを全体で合わせる部分が必要だ」と狙いを挙げる。

 新加入のFWマテウス・モラエスは追加選手登録され、出場が可能となる。

◆今夏加入のMF白井永地、既に存在感示す 星雄次の離脱でかかる期待

 J1柏から完全移籍で加入したMF白井永地は、既にボランチとして大きな存在感を見せている。川崎戦に向けて「必ず勝つ、それに尽きる」と静かな口調ながらも、鬼気迫る雰囲気を漂わせる。

 デビュー戦となった...

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