式典後に記念撮影を楽しむ3人の参加者=長岡市山古志竹沢
式典後に記念撮影を楽しむ3人の参加者=長岡市山古志竹沢

 長岡市山古志地域の「二十歳のつどい」が、長岡市山古志竹沢の「やまこし復興交流館おらたる」で開かれた。中越地震が起きた2004年生まれの3人が参加し、ふるさとへの恩返しを誓った。

 山古志地域では、お盆の帰省シーズンに合わせて開催しており、今年は14日にあった。3人は小中学校時代の恩師らと近況報告に花を咲かせた。式典では、東京都の大学に通う小川優さん(21)が代表して「山古志の自然と人の温かさに恵まれたことを誇りに思い、精いっぱい歩んでいく」と述べた。

 地震の翌日に生まれ、現在は長岡市内の美容室に勤める樺澤あいらさん(20)は「多くの人の支えがあったから今の山古志がある。3人がそれぞれの場所で頑...

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