ヒマワリの種をまく山古志小中学校の児童生徒ら=18日、長岡市山古志虫亀
ヒマワリの種をまく山古志小中学校の児童生徒ら=18日、長岡市山古志虫亀

 長岡市山古志虫亀の「薬師の陵(おか)」で18日、山古志小、中学校の児童生徒が、ヒマワリの種を植えた。児童らは「ヒマワリを通して山古志に人を呼びたい」と意気込んでいる。

 薬師の陵は、元山古志村長の酒井省吾さん(97)と、娘の礼子さん(75)が中越地震後に、養鯉池があった場所に花を植え、20年近く家族で管理してきた。毎年、アジサイやコスモスなど季節の花々を咲かせている。

 山古志小中では、中越地震の際に阪神淡路大震災の被災地からヒマワリの種が贈られたのをきっかけに、校庭などでヒマワリを育ててきた。今年は、山古志小5年藤井咲希さん(11)が、観光名所の薬師の陵でヒマワリを咲かせることを提案した。

 種...

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